ココレ看護師01

NURSE PROFILE

看護師紹介

小児専門チーム ココレ

Fさん

Fさんとお子さま

私は大学病院の小児科で勤務していました。大学病院から地域にバトンタッチするとき、一番困ったのが医療ケア児を24時間サポートできる訪問看護ステーションがみつからないことでした。医療ケアが必要で、手技や機械の管理が必須のこどもをサポートがない状態で退院してもらうわけにはいきません。そんな中で、小児のどんなケースも断らないトータルケアに興味を持ち、小児の訪問看護師としてデビューしました。

病院を出て地域に来てみるとまだまだ、医療者、行政、世間、当事者である家族ですら、医療ケア児は家族が看護すべきだという価値観を持つケースがみられます。子どもの命を守り、安全に自宅で療養することは大事なことですが、ケアをするご家族がそれぞれの人生の質を高めたいと感じることも大事なことです。

自宅で療養する際、病気や障害のある子どもをサポートするサービスは認知度が低く、10年以上一度もサービスを使わずご家族の中だけで抱えてきたケース等、訪問看護を知ってもらえていたら、ご家族の様々な希望がかなえられていたかもしれないと思うこともありました。徐々に医療機関の方にもトータルケアを知ってもらえるようになり、あの地域にはトータルケアがあるから帰せるね、と退院につながるのをうれしく思います。

子どもたちの病気は劇的に回復したり、正常な発達段階をたどることは困難ですが、それぞれの個性やかわいらしさを発見し、小さな成長をご家族とともに感じることに喜びがあります。そして、在宅での生活を継続できるように支援することがわたしたちの使命だと感じました。

そんな思いから、周産期からはじまり、こどもの発達段階に応じて各スペシャリストたちが包括的に支援できる小児専門チーム「ココレ」が立ち上がりました。