ココレで働く看護師 / K.Sさん 一人ひとりと関わる時間を、もっと大切にしたかった。

K.Sさんの話

K.Sさん

わたしは以前、大学病院で勤務していましたが、大きい病院ではどうしても一人ひとりにかけることのできる時間は限られていました。一人ひとりと関わる時間をもっと大切にしたい、個々に合ったケアを時間をかけて提供していきたい、お子さまたちのご家族の気持ちをゆっくり聞いて寄り添いたいと思い、訪問看護に来ました。

大学病院で働いていた頃、訪問看護が介入していたお子さまたちは医療的ケアの必要な方ばかりだったので、訪問看護は医療的ケアがないと入れられないものだと思っていました。

でも実際に訪問看護の現場に来てみると、医療的ケアの必要なお子さまたちへの介入はもちろんですが、ケアのないお子さまたちへも介入しているということを知りました。

例えば、「小さく生まれたから成長発達をみてほしい」「お母さん自身、育児が不安、相談にのってほしい」「普段は調子がいいけれど、体調を崩すと毎日きてほしい」「お風呂の介助が大変」など、介入の理由はさまざまです。こんな理由で入れるの? と地域や病院の方に驚かれるくらい、介入ケースはたくさんあります。

トータルケアでは月1回から介入可能で、1回介入することで、24時間お電話1本かけていただければ緊急対応することができます。夜中の急な発熱をどうしたらいいか、抱っこしたら落としてしまった様子を見てほしい、家のなかで転んで怪我をしてしまった——ご家族からの緊急依頼もさまざまです。

また、訪問時にご家族とお話ししていると、「検診に行ったらちょっと成長がゆっくりと言われたけど、どう思う?」「何をしても泣き止まない、どうしたらいいの」「ミルクの量の増やし方がわからない」など、個々に応じた相談にも対応しています。

トータルケアでは在宅レスパイトも実施しているため、医療的ケアのお子さまをみているご家族にリフレッシュできる時間として利用していただくことや、ほかのごきょうだいとの時間の確保としてご利用いただいています。

それぞれのお子さまたちが自分の家で、その子たちらしく過ごし、遊び、成長していく姿をご家族とともに喜び、時に一緒に悩みながら介入できるところが、訪問看護の素敵なところだと思います。

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